【2019年9月】資産状況

 今まで私が投資してきた実績の記録を残すために資産状況を公開しようと思います。私のような平凡な人間でも投資で結果を出せているので皆さんの参考になればと思います。

投資を始めたきっかけ

 私が投資を始めたきっかけは、大学時代の友人からFXを勧められたからです。当時は円安が進み、ランドや豪ドルなどの高金利通貨を購入してスワップ金利を受け取るという円キャリートレードの全盛期でした。不労所得として1日当たり2000-3000くらい稼げたらいいなと夢を見ていました。

 ランド円に投資してスワップ生活を夢見るも、サブプライムショックでロスカットされ、FX口座に入金していた30万円を失いました。30万円の損失です。大学生の自分にとって大きすぎる損失でした。

 その後投資について本気で勉強し、現在ではFXで40万円以上稼げています。結果として投資結果はプラスになっているので、投資直後に損失を出したのは、いい経験になりました。

本格的に株式投資を始めたきっかけ

 本格的に株式投資を始めたのは将来に不安を覚えたからです。6年間歯学部に通い、さらに4年間大学院へ行きました。その期間に借りた奨学金は700万円ほどです。収入が低すぎるため毎年返済猶予を申請し、受理されている状況でした。

 さらに貯金がなく、10年間学生納付特例制度を利用していたため、まともな金額の年金を受け取ることは出来ません。老後の生活資金には不安しかなく、むしろ奨学金という借金があるので資産はマイナスになっていました。

 やばいと思い、株式投資による資産形成と年収を上げるための転職をするきっかけにもなりました。

 FXで外貨預金のように、スワップポイントをもらう円キャリートレードをメインに行なっており、成功していました。ドルや豪ドルをアホールド(何も考えずに長期保有)するくらいなら、長期的には価格が上昇し、配当金が出る株に投資するほうが合理的なのではと考えて株に投資を始めるようになりました。そして現在へと至ります。

2016-2019年の株式、投資信託投資の概要

 これまで行ってきた株式投資の基本方針は、米国株のインデックス投資に関するブログを参考にしています。10年単位で長期に投資することを前提とすれば、米国株のインデックスファンドを買っておけばほぼ損をしないということをその時に初めて知りました。

 そのときにおすすめされていたのはVT(バンガード トータル ワールド ストックETF)でした。VT(バンガード トータル ワールド ストックETF)は全世界の株式のインデックスファンドなので、とにかくVTを買っておけば分散投資ができるんだと思いました。

 日銀がETFの買い支えをするというニュースが出たことにより、株主優待が充実している株式を優待狙いで買いました。株主優待は想像以上に素晴らしく、株主優待目当てで「優待+配当利回り」が高い外食関連の銘柄を買うようになりました。

 SBI証券でNISA口座を作ると米国国籍のETFが買付手数料が無料になるようになったため、SBI証券で米国籍ETFの積立を開始しました。また、手数料はかかりますが個人的に優良だと思っている米国個別株にも投資をしました。

 1年ほど米国株投資を続けていたら銘柄選択がめんどくさくなったので、手数料が無料ということもあり、フルETFで運用するようになりました。

 主に購入しているのは、手数料の安いバンガード社のVT(バンガード トータル ワールド ストックETF)、VTI(バンガード トータルストックマーケットETF)、VOO(バンガード S&P 500 ETF)、VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)です。気分で買い分けています。

 一応基準は、「世界同時株安」ならVT(バンガード トータル ワールド ストックETF)、景気が良くなっていると感じたらVTI(バンガード トータルストックマーケットETF)、VOO(バンガード S&P 500 ETF)、景気後退局面に入ったらVYM(バンガード 米国高配当株式ETF)と考えています。合理的な考えになっているかはわかりませんが。

2016年の投資先

 分散投資を考えて様々な投資信託を買ってみたり、ネット通販のアマゾンやキャッシュレス決済のビザなら伸びていくと思って購入しました。他にも日本の優待株や米国インデックスETFを買ってみたりの手探り状態でした。

日本株

コード 銘柄 株数 取得単価
8267 イオン 100 1,456円
8411 みずほフィナンシャルグループ 100 165円
8818 京阪神ビルディング 100 500円

米国株

ティッカー 銘柄 株数 取得単価
AMZN アマゾンドットコム 3 778.13USD(80,450円)
V ビザA 14 82.05USD(8,605円)
VT バンガード トータル ワールド ストックETF 32 61.21 USD(6,272円)
VTI バンガード トータルストックマーケットETF 1 112.6 USD(11,499円
VWO バンガード FTSEエマージングマーケッツETF 1 38.62 USD(3,944円)
VYM バンガード 米国高配当株式ETF 1 72.61 USD(7,525円)

投資信託

ファンド名 数量 取得単価
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 8,829 11,327
One-たわらノーロード 先進国リート 12,166 9,864
One-たわらノーロード 新興国株式 10,099 9,902
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド 556 17,986

2017年の投資先

 アマゾンやビザ、P&Gなどのド定番株を購入しました。インデックス投資するよりも優良株に集中投資したほうがやはり投資成績は良いことが分かりました。しかし倒産リスクが怖いので、米国インデックスETFの買い増しを進めていきました。楽天VTIファンドはNISA枠の余りで購入しました。手数料が高いので、1円単位で購入できる以外にメリットがありませんでしたが。

 「配当利回り+株主優待利回り」の良い外食株の購入を始めました。これらの株を保有しているのおかげで、休日は外食三昧となっています。明らかに生活の質が向上したと感じました。やはり「お金は使ってこそ価値がある」ので、貯めるよりも使い方が重要だと思います。

日本株

コード 銘柄 株数 取得単価
3197 すかいらーくHD 500 1,541円
3397 トリドールHD 100 3,880円
5955 ヤマシナ 100 83円
7414 アトム 100 900円
8591 オリックス 100 1,878円
9961 吉野家HD 100 1,900円

米国株

ティッカー 銘柄 株数 取得単価
AMZN アマゾンドットコム 2 972.45 USD(107,377円)
PG プロクター & ギャンブル 30 87.33 USD(10,005円)
V ビザA 16 111.5 USD(12,708円)
VOO バンガード S&P 500 ETF 17 229.3 USD(25,874円)
VTI バンガード トータルストックマーケットETF 2 121.7 USD(14,144円)

投資信託

ファンド名 数量 取得単価
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド 16,222 10,557

2018年の投資先

 米国株の銘柄選びや倒産リスクを取りたくなったので、インデックスファンドのみ購入するようになりました。米国個別株は手数料がかかりますが、米国籍ETFはNISA口座で買付手数料が無料なのが魅力でした。更に嬉しいことに、SBI証券で外国株の定期買付ができるようになったので投資が自動化された年でもあります。

 転職のために千葉の船橋に引っ越したため、生活圏内で株主優待を受けることができる日本株を購入するということもありました。

日本株

コード 銘柄名 株数 取得単価
6785 鈴木 100 956円
7522 ワタミ 100 1,400円
8173 上新電 1 2,413円
8251 パルコ 100 1,350円
9979 大庄 100 1,450円

米国株

ティッカー 銘柄 株数 取得単価
VT バンガード トータル ワールド ストックETF 26 72.7 USD(7,978円)
VTI バンガード トータルストックマーケットETF 64 137.24 USD(15,237円)
WBK ウエストパック バンキング ADR 140 20.47USD

2019年の投資先

 景気がよかった前半はVTIを購入していました。米中貿易戦争で株価が下がっているタイミングではVYMを購入するようにしています。VYMの方が値動きの幅が小さく、配当金をいっぱい出してくれるって特徴があります。安定企業を集めたファンドなので、リセッション時に値下がりしにくいのではと考えています。

米国株

ティッカー 銘柄 株数 取得単価
VTI バンガード トータルストックマーケットETF 44 136.52 USD(15,099円)
VYM バンガード 米国高配当株式ETF 6 86.72 USD(9,284円)

2019年9月16日現在の投資成績と資産状況

日本株の保有資産評価 2,541,868円

外国株の保有資産評価 43,473.51USD(4,700,787円) 米ドル/円=108.13(219/09/13 14:40)

保有総資産額 7,242,655円

株式投資と私

  • 2016年からNISA口座で株式投資を始めたが、明らかに生活の質が向上したと感じている。配当金はすべて再投資に回しているので収入が上がったという実感はないが、株主優待で毎週のように外食をすることができるようになり生活の満足度が向上した。
  • 配当金しかもらえない投資をするよりも、ほどよく株主優待を受けるようにしたほうが「投資をはじめて良かった」と実感できると思う。
  • 2019年までに十分な数の株主優待優待銘柄を保有していると感じています。