貧乏旅行や格安旅行するときの宿泊場所

 収入が増えないのに、税金や社会保障費が増加して手取りが少なくなっている生きづらい世の中です。こんな時代だからこそ、お金を節約しながら旅行に行きたくなります。

 私が旅行するときは一人旅のことが多いです。おひとりさまで旅行している方やカップル、少人数での格安で国内旅行できる手段について説明します。

貧乏旅行や格安旅行とは

 なるべくお金をかけずに旅行をすることを「貧乏旅行」とか「格安旅行」と言います。お金をかけないようにするコツは2つあります。

高速バスやLCC(ローコストキャリア、Low cost carrier)で移動する

 旅行をする上で交通費はできるだけ削ったほうがいいです。交通費を節約することによって、旅行先で食べ物やショーや観光施設の入場料にお金をかけることができるようになります。

 移動すること自体を楽しむ「船でのクルージング」や「列車での旅」、「路線バスでの旅」をする場合はこの限りではありません。

宿泊先はホテル以外の場所で選ぶ

 宿泊費も大きく節約することが可能であり、特に一人旅をする場合は無駄になることが多いです。高級ホテルに宿泊してゆっくり快適に過ごすのもアリだとは思いますが、私は食べ物などにお金をかけたいです。

 旅行先での宿泊場所は大きく分けて8つあります。

1. 高速バスで寝ながら移動する

 これは宿泊するというよりも滞在費を一切使わない荒業です。金曜日の夜に東京から大阪に移動し、土曜日の昼間にUSJで遊んだ後にすぐに東京に移動するといった方法です。

 高速バスで夜に寝ながら移動するので一切無駄がないです。高速バスでしっかり寝ることができる人向けです。

 0泊3日で東京(大阪)と地方を往復したり、地方から地方へ無駄なく複数の都市を旅行できるのも特徴です。

2. ネットカフェ(ナイトパック、ナイトプラン)

 「ネカフェ難民」という言葉とともに貧困層が暮らしの場になりつつある場所であるネットカフェを利用する方法があります。貧困層が使うくらいなのでお安く宿泊できます。

 9時間のナイトパックが3,000円前後で利用できます。飲み物飲み放題、漫画読み放題、ネットし放題と大変コスパが良いです。

 1点気をつけなければいけない点があります。お店によって席のクオリティにかなり差があります。オープンスペースのみのお店もありますし、個室があってもオープンな空間になっているお店もあります。マンボーとかはオープンスペースなお店なので宿泊場所としてのクオリティは低いです。

 私のおすすめは、完全なクローズな空間になっている快活クラブの防音個室です。快活クラブリラックスルームという形態のお店を利用しましたが、静かだったんのでぐっすり眠ることができました。「リラックスルーム」では、お店の飲み物を部屋に持っていくことができなかった点はイマイチでした。コンビニなどで購入したものを持ち込むのはokというよく分からないシステムでした。厄介な法律で規制でもされているのでしょうか。

3. 個室ビデオ(ナイトパック、ナイトプラン)

 女性には利用しづらいお店になりますが、花太郎、金太郎、宝島24などの個室ビデオを利用する方法もあります。最近は宿泊目的で利用する人が増加したので、女性客の利用をお店で歓迎している所も多いです。

 1泊2,500円以内で宿泊でき、ビデオを見たりアレするお店なので防音がバッチリなので静かで寝やすいです。

 防音個室のネットカフェよりも安いし、基本的にはお店のハズレがないので一番のおすすめです。

4. レンタルルーム(ナイトパック、ナイトプラン)

 予約可能で宿泊に使うと3,000-4,000円位かかります。完全な個室でシャワーが付いています。アレするカップルのために防音もバッチリです。

 東京みたいな都会にしかないのが欠点です。少なくとも以前に住んでいた盛岡にはありませんでした。ラブホ代わりに使っているカップルが多いのも特徴です。ラブホではないので1人で入るのに抵抗がないです。

5. カプセルホテル

 1泊3,500円位です。東京、大阪、札幌、博多などの都会では予約しないと泊まれないことが多いです。

 お店によって部屋の設備にかなり差があります。大浴場の有無やカプセル内にコンセントがないこともあります。あとは防音性が皆無なので足音やいびきがうるさいのが特徴です。起床のアラームの使用を禁止されていることが多いですが、守っていない人がいると他人の目覚ましで起きることになることもあります。

 仕事で会社の経費になるなら話は別ですが、プライベートで使う理由は皆無だと思います。

6. ラブホ(宿泊プラン)

 どこにも止まる場所がなかったときの最終手段です。私は仕事で札幌でホテルの予約が取れなかったときに利用しました。数は少ないですが、ホテルによっては予約もできます。

 宿泊料金は6,000-8,000円でシティホテルと同じくらいかかります。お得感はありませんが、アメニティばっちりだったり、ビデオが見放題だったり、女の子を部屋に呼んでもokなところはメリットです。

7. ビジネスホテル

 お金がかかるのでプライベートでは使いません。都内では曜日によっては2万円近いこともあり、狂った価格設定だと思います。

 仕事するときに新幹線や飛行機のパック旅行と一緒に使うものと思っています。

8. Airbnb(民泊)

 今流行りの個人の家に泊まるサービスです。日本では規制のニュースが流れているので耳にしたことがある人は多いと思います。

 宿泊する側も家を貸す側もトラブルが起こっているようなので、一人旅では避けるのが無難です。日本にはネットカフェやカプセルホテルといった格安宿になる場所がいっぱいあります。積極的に使用する理由はありません。

 料金的には、レンタルルームやネットカフェと値段が変わらないことも多いです。1,000円以下の格安料金を設定しているところもありますが、条件が悪いです。住人と同居することになったり、寝る場所が車庫なんてこともあります。

 Airbnbで起こっているトラブルの例

借りる側
  • 人種差別
  • 住居侵入
  • 性的暴行
  • 詐欺
貸す側
  • 窃盗
  • 住居侵入
  • 性的暴行
  • 器物破損

まとめ

おすすめ順

 防音個室になっているかや料金を考慮しておすすめ順を決定しました。

個室ビデオ(完全防音で快適)<防音個室型のネットカフェ(快活クラブなど)<カプセルホテル<レンタルルーム<ネットカフェ(オープンスペース)<ラブホ<ビジネスホテル

値段順

 個室ビデオ≒オープン型ネットカフェ<防音個室型ネットカフェ<レンタルルーム≒カプセルホテル<ラブホ<ビジネスホテル

防音性、プライバシー

 ビジネスホテル<ラブホ<レンタルルーム<個室ビデオ<防音個室型ネットカフェ<オープン型ネットカフェ